【設立趣旨】

今日、日本全体に於ける経済不安、少子高齢化、震災など明るい話題が乏しい中で、サッカー、野球など日本人選手の海外での活躍、オリンピックで各競技でのメダル獲得、といった明るい話題は主にスポーツから生まれています。「スポーツは経済を動かす」という事は現在の日本においては些か大袈裟に聞こえるかもしれません。

しかし、ヨーロッパ、南米は勿論の事、現在はアジア各国でもスポーツ市場は発展しており、その国の経済発展に大きく関係しているという事は言うまでもありません。特にブラジルを例に挙げてみても、2014年のサッカーワールドカップ、2016年のオリンピック開催によりインフラ整備、雇用促進、犯罪率の低下など、ここ数年で著しく経済発展を遂げている国ではないでしょうか。アジアに目を向けるとタイ、インンドネシア等は積極的にスポーツによる国際交流を行い、スポーツ競技人口が急激に増加し、競技レベルの向上は勿論、スポーツに対する興味、関心が高まることによってスポーツ競技が仕事として成り立ちつつあります。スポーツと経済とは、一見目に見えにくいようであるがスポーツが人に与える魅力、感動はやはり人々が一体となって大きな力に変える事により、経済的にも影響を与える事が出来るのです。

我々は、スポーツを通しての人間形成、国際交流によるグローバルな人材の育成を目標とし、子供から年配者まで幅広くスポーツの魅力を伝えていく使命があると考えます。 また、どんなスポーツを行うにしても、あらゆる局面を世界基準で考える事で見えてくる俯瞰した視野を身につける事により、色々な事に挑戦したい、という沢山の選択肢が増えるという事もメリットとして挙げられます。「スポーツを通しての人材育成」を日本に浸透させ、新しいスポーツ文化を形成するべく活動して行きたいと考えています。 堺市という恵まれた土地、風土、文化を世界に発信していく場所にふさわしいと考え、このような活動を始めたいと考えます。我々は営利を目的とするものではなく、地域住民、特に青少年に対して気軽にスポーツを楽しめる環境を提供することにより、心身ともに健康で豊かな人間形成を図るとともに、スポーツを通じた地域住民の交流によって、街や地域全体の活性化に繋げスポーツ振興を行うことです。法人格にすることにより社会的信用を得るため、この度の特定非営利活動法人の設立を目指す事となりました。

【役員】

役職名

：理事 渡邉　成彦（わたなべ　なるひこ） 　　　

：理事　北畑　元気（きたはた　げんき） 　　　

：理事　楠木　隆良（くすき　たかよし） 　　　

：監事　浅田　寿夫（あさだ　ひさお）